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関電、電気料金の値上げについて具体的な検討を開始
関西電力は29日、電気料金の値上げについて具体的な検討を開始したと発表した。
同社は29日、2012年度第2四半期決算を発表したが、大飯原子力発電所3、4号機以外の原子力プラントが再稼動の目途が立たず、火力燃料費等の負担が大幅に増加し、収支は極めて厳しい状況だという。
関電はこれまで徹底した経営効率化と内部留保の取り崩しによりこうしたコスト増を可能な限り吸収してきたが、大飯原発3、4号機に続く原子力プラントの再稼動ができない状況が今後とも継続すると財務体質が大幅に悪化し、同社グループの最大の使命である電力の安全・安定供給に支障をきたしかねないことから、今回「苦渋の選択として」(関電)電気料金の値上げについて具体的な検討を開始した。
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