【アナリストの眼】ビー・エム・エル株価、上放れ可能性強い、値固め十分

2012年10月29日 10:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  受託臨床検査大手のビー・エム・エル <4694> の株価はモミ合い展開が続いている。しかし業績面には安心感があるだけに、今期(13年3月期)第2四半期累計(4~9月期)連結業績の発表が接近して、モミ合い上放れの可能性があるだろう。

  通期業績の会社予想は、売上高が前期比3.0%増、営業利益が同28.3%増、経常利益が同33.9%増、純利益が同54.7%増の大幅増益見込みであり、通期会社予想に対する第1四半期(4~6月期)の進捗率は、売上高が25.3%、営業利益が26.7%、経常利益が27.1%、そして純利益が27.4%と順調な水準だったため、業績面の安心感は強いだろう。主力の臨床検査事業ではM&Aやアライアンスの効果で、検査ラボの全国展開や規模拡大による事業基盤強化が進んでいる。食品衛生検査事業や医療情報システム事業の収益も改善する模様だ。

  株価の動きを見ると、10月12日に2132円、15日に2113円を付ける場面があったが、8月中旬以降は概ね2000円を挟むレンジでモミ合う展開が続いている。ただし下値は徐々に切り上げているようだ。10月26日の終値2008円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS174円24銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は2%近辺、そして実績PBR(前期実績の連結BPS2248円93銭で算出)は0.9倍近辺である。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺でのモミ合い展開だが、下値を徐々に切り上げる形のようだ。また日足チャートで見ても、下値を固めながら煮詰まり感を強めている。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しに見直し余地があるだけに、決算発表が接近してモミ合いから上放れる可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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