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【株式評論家の視点】下方修正に相場抵抗感、為替相場と日銀政策が焦点
<来週の相場展望>
10月4週、26日の日経平均は8933円と、その前の週19日の9002円から若干低い水準で終わった。週を通じて9000円を中心とするもみ合い場面に終始。松井証券の店内信用残の評価損は19日の14.4%が、26日は14.6%と、ほんの少し悪化した。手の内が好転しない間は、個人投資家は動きにくい。
スケジュール面では、30日の日銀の金融政策決定会合での追加緩和の決定がポイントになる。追加緩和を前提に相場は形成されてきただけに、日銀もまさか今回は見送りをしないと思われる。ただ緩和にしても、2月の時のようなサプライズ感はない。
企業業績の発表もラッシュとなる。ただ、日本電産 <6594> (大1)、JFEホールディングス <5411> のように悪材料出尽くしで反応する銘柄も多く、決算発表を契機に相場が下値に突っ込む場面はなさそう。今、株価下げの歯止めになっているのは為替相場の円安。久し振りに1ドル80円台を回復してきているが、外国為替市場筋では円安へのトレンド転換を想定する声が強まっており、当面は為替相場の動きが最大の注目点となる(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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