【アナリストの眼】底値に到達したJSP、2ケタ増益、低PERを見直しへ

2012年10月25日 10:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  樹脂発砲製品のJSP <7942> は、押出事業(産業用包材、食品用包材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)と、ビーズ事業(自動車部品、輸送用通い函、家電製品用緩衝材など)を展開している。株価は足元で底値圏に到達した感があり、反発局面が期待されそうだ。

  今期(13年3月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比3.9%増、営業利益が同13.3%増、経常利益が同10.2%増、純利益が同29.0%増の増収増益見込みとしている。ビーズ事業のバンパー材など自動車関連が牽引する模様だ。通期会社予想に対する第1四半期(4~6月期)の進捗率は、売上高が24.7%、営業利益が24.6%、経常利益が24.9%、純利益が26.4%と順調な水準だった。第2四半期累計(4~9月期)でも順調な進捗率かどうかが注目されるだろう。

  株価の動きを見ると、9月19日に戻り高値1214円を付けたが、その後は10月12日の995円までほぼ一本調子に下落した。9月24日に、EPS土木工法で使用される発泡スチロールブロックの販売に関して、公正取引委員会から排除措置命令および課徴金(2740万円)納付命令を受けたと発表したことが影響したようだ。ただし足元では下げ渋り感を見せている。

  24日の終値1024円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS134円16銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS1499円89銭で算出)は0.6倍台となる。日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると1000円近辺に下値支持線があり、足元では底値圏に到達した形のようだ。ここからは反発局面だろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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