日本出版販売、11月より全国の書店で電子マネー決済サービスを開始

2012年10月18日 19:06

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 出版販売大手の日本出版販売(日販)は18日、1台の端末で複数の電子マネーを決済できるサービスを11月より全国の書店で開始すると発表した。

 同サービスは、NECが開発した端末「マルチサービスターミナル」を利用して提供するもので、すでに様々な業種の小売店に多数導入されている同端末が書店店頭でも本格的に利用されることになる。

 三井住友カードは、個々の電子マネー事業者と代表加盟契約をして各業者との間の売上代金支払い・手数料請求を行う。さらに、同社と日販が加盟契約を結んでいることで、書店は個々の電子マネー事業者と契約を結ぶ手間が省け、簡便にサービスを開始することができる。

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