【株式評論家の視点】三栄建築設計:株価、水準訂正高のきっかけ待ち、最高益見直しへ

2012年10月18日 12:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  三栄建築設計 <3228> は水準訂正高のきっかけ待ちだ。前2012年8月期は営業利益53億1800万円と、前期比3.4%増を記録した。かつ今期も営業利益59億3100万円、前期比11.5%の増益が見込まれている。連続の最高利益である。

  低金利の継続・政府の経済対策による住宅ローン減税の効果・住宅版エコポイント制度の政策支援等により、注文住宅や分譲住宅に対する需要は旺盛だ。営業地域をこれまでの首都圏以外にも拡大、名古屋エリア進出も売上げ増につながっている。

  今期の営業利益は60億7800円が見込まれているが、5年前2009年8月の営業利益は22億2000万円に過ぎなかった。以後連続増益を達成しているが、首都圏近郊への展開、不動産請負事業への進出、前期からはマンション事業にも取り組んでおり、総合住宅産業への道を着々と進んでいる。そうした成長性にも関わらずPERは5.1倍の低評価に留まっている。訂正高の余地の大きさに注目したい。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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