【株式評論家の視点】700円台乗せ富士重工業、相次ぐ目標株価引上、上げ足に勢い

2012年10月5日 09:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  富士重工業 <7270> は10月4日に706円まで買い進まれ、3月15日の年初来高値697円をクリアーしてきた。これで半年にわたるもみ合い離れに進んだことになり、改めて先高感が台頭、勢いをつけてスピード加速の局面に踏み込んでいく可能性が強くなってきた。

  今2013年3月期第1四半期の業績は営業利益173億円、前年同期比62%増のすばらしいものだったが、織り込み済みとして改めて株価を刺激することはなかった。しかしここへきて外資証券が第2四半期の業績上積みを材料に目標株価800円を打ち出し、改めて投資家の関心を引き付けている。

  同社の場合、輸出は米国向けがほとんどで、米国の自動車販売の売上げ増のメリットを享受している。他の自動車株と違い中国向けの影響がないことも買い安心感を誘う点だ。予想数字に多少の強弱はあるが、今期の増額はアナリスト筋の一致した見解。今期の会社側の営業利益予想670億円に対し、800億円台(前期439億円)どころを想定するアナリストが多いようだ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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