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【アナリストの眼】イントランス、都内不動産再生事業好調で大幅増収増益
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イントランス <3237> (東マ)は、主に東京23区の商業ビル・オフィスビル・レジデンスなどの中古物件を対象として、不動産再生事業を展開している。
今期(13年3月期)連結業績の会社予想は、売上高が前期比2.4倍、営業利益が同30.3%増、経常利益が同36.5%増、純利益が同20.6%増の大幅増収増益見込みとしている。第1四半期(4~6月期)は営業赤字だったが、主力のプリンシパルインベストメント事業(不良債権化した不動産物件などをバリューアップして短期間で売却)では、複数物件の売買契約を締結済みの模様だ。またソリューション事業は、管理受託物件数が順調に増加して全社の販管費を賄う体制になったとしている。
プリンシパルインベストメント事業での大型案件の引き渡しにより、短期的には収益が大幅に変動する可能性があるが、案件の積み上げで中期的に収益拡大が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、高値圏から急反落して8月31日に2万6200円まで調整する場面があった。しかし反発して足元では概ね2万8000円~2万9000円近辺で推移している。28日の終値2万8600円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2775円79銭で算出)は10~11倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS7372円76銭で算出)は3倍台となる。
週足チャートで見ると、26週移動平均線を割り込んで上値を切り下げる形となった。目先的には調整局面で2万6000円~3万円近辺でのボックス展開となりそうだ。ただし、8月31日の直近安値も下値を切り上げる形となっており、調整は一時的だろう。指標面に割高感はなく、第2四半期累計で好業績を確認すれば反発が期待できそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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