【銘柄フラッシュ】新規上場のメディアフラッグが2.3倍になり富士紡は思惑高

2012年9月28日 17:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  28日後場は、中国株が来週いっぱい国慶節休場になるため、関連株の持ち高を落とす動きがあり、前場は堅調だったファナック <6954> が軟化し0.9%安。ユニ・チャーム <8113> は1.7%安。売買代金1位はホンダ <7267> となり8月2日以来の2400円割れの2.7%安。

  半面、本日新規上場となった「ミステリーショッパー」(覆面調査)のメディアフラッグ <6067> (東マ)は人気集中。公開価格900円に対し約2.3倍の2120円で初値をつけ、2200円まで上げて終値は2170円。

  ディフェンシブ銘柄を買う動きは活発で、キッコーマン <2801> は2日続けて高値更新し、大引けは前日比変わらず。キユーピー <2809> は5日続けて高値更新となり0.2%高、カゴメ <2811> は約1ヵ月ぶりに高値を更新し0.3%高。

  東証1部の値上がり率1位には東京電波 <6900> の8.0%高が入りスマートフォン関連であり防衛関連とされて軽量株妙味を発揮し急反発、2位はヒマラヤ <7514> の7.5%高となり前場の1位9.6%高からは後退したものの昨日発表の8月決算を好感、3位にはランドビジネス <8944> の7.6%高が入り9月決算好調との見方で出直り拡大。

  富士紡ホールディングス <3104> は中国の政府系ファンドとされる「ODオムニバス」が上位株主のため中国が対日制裁なら乗っ取り買いを仕掛けるといった憶測がいわれて出直りを強め6.1%高、エムスリー <2413> は1位株主に対するソニー <6758> のTOB(公開買い付け)が完了したため「次の一手」に思惑があり戻り高値の5.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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