【株式市場】ユーロ安定し14時過ぎから上向き「合体店舗」のビックカメラも強い

2012年9月27日 15:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は46%が高い

  27日後場の東京株式市場は、14時過ぎから日経平均が堅調転換し、全体に反発。対ユーロでの円相場が朝方の一時99円台から100円台半ばまで円安基調になり、日経平均の先物が反騰。

  前引けは前日比変わらずだったトヨタ自動車 <7203> は15円高。ディフェンシブ性のある食品・医薬品株も買われ、ヤクルト本社 <2267> は5日連続で年初来高値。店舗を合体オープンのビックカメラ <3048> とファーストリテイリング <9983> は共に高い。一方、売買代金1位のディー・エヌ・エー <2432> はNTTドコモ <9437> がソーシャルゲーム事業に参入すると伝えられたためか急反落。東証1部の値上がり銘柄数は777銘柄(約46%)だった。

  日経平均は14時過ぎから堅調相場に転じ反発。8959円25銭(52円55銭高)まで上げ、終値も8949円87銭(43円17銭高)。

  東証1部の出来高概算は16億2875万株、売買代金は1兆164億円。1部上場1674銘柄のうち、値上がり銘柄数は777(前引けは623)銘柄、値下がり銘柄数は756(前引けは835)銘柄。

  また、東証33業種別指数は23業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、医薬品、電力・ガス、証券・商品先物、倉庫・運輸、保険、ゴム製品、食料品、機械、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、空運、パルプ・紙、サービス、非鉄金属、石油・石炭、鉱業、化学、その他製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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