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日立、ポーランドで石炭火力向け超々臨界圧石炭火力発電設備一式を受注
日立製作所と日立パワー・ヨーロッパ社(HPE)は24日、ポーランドの発電会社であるエネア・ヴィトバルザニエ社より、コジェニッチェ火力発電所11号機向け1,000MW超々臨界圧石炭火力発電設備一式を、コンソーシアムパートナーのポリメックス・モストスタール社と共同で受注したと発表した。
ポーランドでは、2025年までに約10.4GW分の発電設備の閉鎖が予定されており、ポーランド国内の電力各社は、現在、新規大型石炭火力発電設備の建設を進めている。
今回、受注した発電設備一式は、ワルシャワ南南東70kmに位置するポーランドで最大規模クラス(総出力2.8GW)の石炭火力発電所であるコジェニッチェ発電所に建設される11号機向けのもの。2017年中に商業運転を開始する予定。日立がタービンおよび発電機を、HPEがボイラ設備および環境装置を、バブコック日立(BHK)が脱硫設備を納入する。
HPEは、超々臨界圧石炭火力発電設備(ボイラ・タービン設備等)において、欧州にて、発電設備一式で3基、ボイラ単体で7基を受注するなど、既に豊富な実績がある。またポーランドにおいても、日立がBHKと共同で、コゼニッチェ発電所向けに脱硫装置3基、ワルシャワ近郊のシエキエルキ発電所向けに脱硝装置4基を受注している。
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