【株式市場】円相場や中国関係に不透明感が強い中ルネサスエレはストップ高

2012年9月24日 15:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は46%が高い

  24日後場の東京株式市場は、引き続き全般軟調。円の反発基調は小休止となったものの、中国との「政冷・経冷」の影響にも不透明感があり、自動車株や鉄鋼、機械、海運、電機株などが引き続き軟調。中国シェアの高い日産自動車 <7201> は売買代金2位で2.7%安。半面、この裏返し的にディフェンシブ銘柄の動意が活発で、明治ホールディングス <2269> やキユーピー <2809> などが高値を更新。売買代金1位はソフトバンク <9984> だった。ルネサスエレクトロニクス <6723> は官民ファンドの支援を材料にストップ高買い気配。東証1部の値上がり銘柄数は773銘柄(約46%)だった。

  日経平均は反落。後場は底堅いまま小動きを続け、前場の安値9031円13銭(78円87銭安)を割ることなく推移。終値は9069円29銭(40円71銭安)。終値での9100円割れは9月20日以来となった。

  東証1部の出来高概算は14億1044万株、売買代金は9月13日以来の1兆円割れとなり9133億円。1部上場1682銘柄のうち、値上がり銘柄数は773(前引けは588)銘柄、値下がり銘柄数は725(前引けは889)銘柄。

  また、東証33業種別指数は12業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、不動産、情報・通信、その他金融、食料品、サービス、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、海運、鉄鋼、ゴム製品、鉱業、電気機器、輸送用機器、非鉄金属、ガラス・土石、パルプ・紙、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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