【引け後のリリース】第一三共の抗血小板剤が治験良好で13年度に承認申請めざす

2012年9月22日 04:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■国内の第3相臨床試験で所期の目的を達成

  第一三共 <4568> は21日の大引け後、国内で実施してきた抗血小板剤「プラスグレル」に関する第3相臨床試験が、このほど経過観察期間を終了し、所期の目的を達成する成績が得られたと発表した。この製剤に関するもうひとつの第3相臨床試験も2012年度中に終了する予定で、2つの臨床試験結果を踏まえ、2013年度に製造販売承認申請を行うべく推進するとした。

  このたび所期の目的を達成した第3相臨床試験は、経皮的冠動脈形成術(PCI:Percutaneous Coronary Intervention)を受ける急性冠症候群(ACS)患者を対象とし、アスピリン併用時のプラスグレルを24~48 週間投与した時の有効性、安全性について、クロピドグレルを対照薬とした二重盲検で比較検討する第3相臨床試験(PRASFIT-ACS 試験)。もうひとつの第3相臨床試験は、待機的PCI 施行患者を対象とした心臓領域での試験。このほか、さらに、国内で虚血性脳血管障害患者を対象とした第3相臨床試験も実施しており、2014年度に終了の予定とした。

  株価は7月初に戻り高値1395円があり、続く高値は8月中旬の1372円。本日の終値は1327円(17円高)。直近3日間で移動平均線を3本(5日・25日・75日)抜いたため、チャート妙味が強まった。上記2つの高値を抜けば1500円台まで上値余地が開けてくる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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