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【編集長の視点】藤商事は高値肉薄、2Q業績上方修正・増益転換で超割安修正
<銘柄ウオッチ>
藤商事 <6257> (JQS)は、900円高の10万5300円と3営業日ぶりに反発し、8月27日につけた年初来高値10万7800円に肉薄している。連休前の14日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、期初の減益転換予想が増益転換することが超割安株買いを再燃させている。
2Q累計業績は、期初予想より売り上げを23億円、経常利益を24億円、純利益を7億円それぞれ引き上げ、経常利益は、61億円(前年同期比35%増)、純利益は、29億円(同8%増)と続伸する。
6月下旬から発売したパチンコ遊技機「CRリング 呪いの7日間」シリーズの販売が、2Qも、順調に推移して第1四半期販売の5万5000台と合わせて9万台と当初計画の8万3000台を上回り、研究開発費の一部も第3四半期以降に計上見込みとなったことが要因となった。3月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、46億円(前期比12%増)と予想している。
株価は、今期第1四半期業績が大幅続伸・高利益進捗率を示したにもかかわらず今期業績を期初予想の据え置きとしたことが響いて10万円台割れと調整したが、下げ過ぎとして下値を切り上げ高値を更新、高値調整を続けてきた。PERは5倍台、PBRも0.6倍と超割安であり、高値奪回後には2009年11月高値11万6100円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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