【株式評論家の視点】アライドテレシスホールディングスは悪材料の織り込み進む

2012年9月18日 09:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■業績好転待ち

  アライドテレシスホールディングス <6835> (東2)は8月17日に自社株買いを発表、それを機に8月17日の63円から翌営業日の20日には高値86円まで買い進まれた。自社株買いは上限500万株、発行済み株式数に対する割合4.3%、期限は8月20~2012年12月20日。9月4日に8月の取得状況を発表したが、買い付け株式数は6万2300株と順調に買い付けを行っていることが明らかになった。

  株価は8月20日の高値からの調整局面だが、利食い売りが高値圏で消化される順調な動きとなっている。欧州債務危機を受け全般的に案件先送り傾向や案件単価の減少が顕著となっているため、8月7日に今2012年12月期の営業利益について10億円から6億5000万円(前期15億2300万円)へ減額修正され、悪材料の織り込みは進んでいる。今後の業績好転を待つかたちでもみ合いを継続パターンとなりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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