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【株式評論家の視点】クミアイ化学は足元の業績悪化を織り込み、今後の好転を積極的に取り込む
<銘柄の見所>
クミアイ化学工業 <4996> の9月6日に発表された今2012年10月期の第3四半期累計決算は営業利益13億7500万円、前期比15%減のやや低調な決算となった。それを受け株価は9月10日に342円の目先安値を付けたが、それが長期化することなくすぐさま反騰に転じる強い動きを見せている。
今10月期通期については営業利益17億円、前期比17%増の見通しを据え置いたことが評価されているものと思われる。決算の季節的習性として、水稲用除草剤販売の集中する第2四半期(2~4月)に大きく伸び、第4四半期(8~10月)は営業赤字となる傾向がある。それが、今期第4四半期の営業利益は3億2500万円の黒字を見込んでいる計算となり、足元の好調さに対する会社側の自信がうかがえる見通しだ。
新規のオーストラリア向け除草剤の販売を伸ばすことなどで、アナリスト筋は来期大幅増益の見通しを打ち出している。来期の好業績を取り込むかたちで株価の反騰相場入りが有力。日証金では断続的に逆日歩が発生しており、踏み上げ相場も意識されるところ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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