【株式評論家の視点】横河電機、上げ第2幕入り、原油高が受注増のフォローの風になる

2012年9月17日 19:30

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  横河電機 <6841> の上げが本調子になってきた。オーストラリアの液化天然ガス(LNG)開発で大口受注を獲得するなど、主力の制御事業が好調に推移、今2013年3月期の営業利益は第1四半期決算発表時に190億円から200億円(前期166億円)に増額され、もともと輸出関連株のなかで選別買いの対象となっていた存在。

  それがここへきての原油価格上昇など環境がさらなる好転に向かい、相場的にもワンステージランクアップの方向へ進み始めた。主力の制御事業は海外向けの石油プラントの増加を背景に伸長してきた経緯があり、足元の原油価格の再上昇は今後の受注拡大に結びつく公算が大きい。

  株価上昇につれ売り残が積み上がり、信用の需給は大幅売り長状態が継続、日証金では連日逆日歩が発生しており、ここら当たりも目先人気の盛り上げに作用しているようだ。不採算事業の撤退による業容変貌を評価する上昇トレンドはなお継続の方向が予想される(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【今日の言葉】原発ゼロなら北方領土が返る?(2012/09/16)
【注目のリリース】安楽亭が株主優待券の利用方法を一部変更(2012/09/16)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事