【今日の言葉】NYダウ206ドル高の背景

2012年9月14日 11:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『NYダウ206ドル高の背景』=米連邦準備理事会(FRB)は、リーマンショック後で3回目となる金融緩和策を決めた。12日のNYダウは206ドルの好感高となった。早くから緩和策が言われ続けていたため織り込んでいた心配はあったものの、実際はマーケットが大幅高で応えた。

  毎月、4000ドル(約3兆1000億円)の住宅担保ローン証券の買い入れと、現在の低金利を2015年まで延長する。(1)8月の雇用者数増加が10万人を下回るなど雇用情勢の悪化が目立っていたため好タイミングの支援材料となった、(2)NYダウは世界において強いドル復権を背景に最高値1万4198ドル(2007年10月)へ挑戦の過程にある、などがこの日のダウ急伸につながったようだ。

  日本も株高が景気に活力を与えることを見直して欲しいものだ。ちなみに、日経平均株価は最高値3万8915円(1989年)に対し、現在の9100円台ははるか下に位置したまま。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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