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【編集長の視点】8営業日続伸のタツタ電線、アップル関連セカンド・パーティー株
<マーケットトーク>
タツタ電線 <5809> は、27円高の689円と8営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。9月12日に米アップル社が、新型スマートフォン「iPhone5」を発表、13日には日本国内でも新製品を発表、14日に販売予約を開始し21日から売り出すが、スマートフォンやタブレットPC向けに電磁シールドフィルムを生産している同社株に関連株買いが波及、今年7月の今3月期業績の上方修正も見直し買い増勢となっている。
アップル関連株は、今年1月にアップル社が公表した取引先リストにノミネートされている銘柄が、本命視されている。全世界で156社に達した取引先のなかで、日本企業は32社を占め、うち21社が上場企業となっている。前日13日にFOMC(米連邦公開市場委員会)で量的緩和第3弾(QE3)が決定され、NYダウが206ドル高と急続伸してたこともあり、取引先リストの主力株の村田製作所 <6981> (大1)、TDK <6762> (東1)などが続急伸しているが、リスト外のセカンド・パーティー株のタツタ線も、これに負けず劣らずの人気持続性を示している。
タツタ線以外のセカンド・パーティー株では、スマホ製造用の測定器が好調に推移しているアンリツ <6754> が、19円高の994円と3日続伸し、スマホ向けの工作機械が主力のツガミ <6101> も、19円高の539円と続急伸している。今後の為替相場で、QE3が響いて円高にフレるようなことがあれば、その動向次第では、本命株を差し置いてセカンド・パーティー株が、主役の座を奪い取る展開の可能性もありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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