【株式評論家の視点】ブリヂストン、1900円のフシ払い高値挑戦、利益もピーク更新

2012年9月10日 11:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ブリヂストン <5108> (東1)はここへきて1900円前後のフシ払い挑戦の動きを強め、注目される存在になりつつある。8月7日の6月中間決算発表時に今2013年12月期の業績について、営業利益を2690億円から2870億円(前期1913億円)へ上方修正した。

  しかし、天然ゴムを中心とした原材料価格の低下などから、ここへきて営業利益3000億円台乗せの見方が強まり、改めてきわめて好調な業績を評価する機運が強まりつつある。これまでのピークである2007年12月の2496億円を大きく上回ることになり、水準も高い。

  しかも新興国向けの伸びを背景に、来期も再来期もピーク利益更新が続くことが予想されている。会社側の見通しでもPERは9.0倍と割安だが、アナリストの増額を前提に変更すれば割安感はさらに強まる。3月高値2086円奪回は、控えめな予想になりそうなニュアンスだ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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