【株式市場】対ユーロでの円安を好感し全体に底堅くキヤノンなど反発

2012年9月6日 12:03

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は28%が高い

  6日前場の東京株式市場は、底堅い展開。欧州中央銀行(ECB)が南欧諸国の国債の購入枠を無制限に拡大するとの観測が伝えられ、対ユーロでの円相場が99円に迫る円安基調。キヤノン <7751> や自動車株が反発し、三井不動産 <8801> などの不動産株も堅調。ジーンズメイト <7448> は再動意。ただ、ソニー <6758> は一時安値を更新。東証1部の値上がり銘柄数は471銘柄(約28%)だった。

  日経平均は堅調。中盤、10時過ぎには8646円03銭(33円79銭安)まで軟化したものの、前引けは8684円92銭(5円10銭高)となった。

  東証1部の出来高概算は、6億8535万株、売買代金は3956億円。1部上場1680銘柄のうち、値上がり銘柄数は471銘柄、値下がり銘柄数は981銘柄。

  また、東証33業種別指数は12業種が高くなり、値上がり率上位は、空運、保険、鉱業、輸送用機器、不動産、ゴム製品、情報・通信、など。

  一方、値下がり率上位は、電力・ガス、パルプ・紙、精密機器、繊維製品、卸売り、医薬品、サービス、小売り、機械、化学、海運、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】ファーストリテイの8月ユニクロ売上と6日続落の株価をどうみる(2012/09/05)
【編集長の視点】アルコニックス、反落も配当取り好機、積極中期計画も再評価余地(2012/09/05)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事