日航、ブリティッシュ・エアウェイズと東京-ロンドン線の共同運航を開始

2012年9月5日 11:09

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 日本航空(JAL)とブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は4日、現在準備中の共同事業の一環として、両社が運航する東京(成田/羽田)-ロンドン間直行便にてコードシェア(共同運航)を開始するとともに、両社の運賃を共通化すると発表した。

 JALとBAは、かねてよりBAが運航するロンドン発着欧州域内路線(23地点23路線)、およびJALが運航する羽田/成田発着の日本国内線と一部国際線(7地点8路線)においてコードシェアを行ってきたが、2012年10月1日より両社が運航する東京(成田/羽田)-ロンドン間直行便で相互にコードシェアを開始することに合意した。これにより、JALとBAの欧州線ネットワークにおいて、成田-ロンドン線(週14便)と羽田-ロンドン線(週5便)の週19便がロンドンへの直行便として利用可能となる。

 また、東京-ロンドン間のコードシェア開始にともない、JALとBAは日本発欧州行き運賃および英国発日本行き運賃を、一部運賃を除いて2012年10月1日出発分より共通化し、9月5日より購入できるようにする。コードシェア便も共通化した運賃で利用できるため、顧客は、JAL運航便とBA運航便の中から出発・到着時刻や利用空港(成田/羽田)など都合に合わせて選ぶことができる。

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