【銘柄診断】日本農薬は今期上振れ、来期増益の見通しが強まる、高値クリアーも

2012年8月29日 15:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本農薬 <4997> の出直り期待が強まっている。

  国内では、園芸用殺虫剤「フェニックス」、水稲用殺菌剤「ブイゲット」など主力の自社開発品目の拡販が続き、今2012年9月期の第3四半期累計決算は、営業利益41億6400万円と前年同期比12%の増益を確保した。そして今9月期の業績については営業利益26億円、前期比26%減益の見通しを据え置いた。

  会社側では在庫調整や例年赤字となる季節修正があるためとしているが、第4四半期だけで15億円を上回る営業損失というのは余りにも慎重に過ぎるようだ。

  業績上振れの確度はかなり高いと思われる。来2013年9月期も国内中心に農薬販売の拡大続き増収増益が見込まれている。

  株価は来期の業績も視野に置いた相場に進んでいると思われる。PERは0.7倍台に過ぎないだけに訂正高の余地は大きい。3月高値389円クリアーへの態勢は整ったようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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