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【銘柄診断】荏原はシェールガスでの展開力を評価、本格出直りのパターンに入る
荏原 <6361> の見直しが進み始めている。今2013年3月期の第1四半期は営業利益が前年同期比65%減の8億円と悪化した。しかし、株価は決算には全く無反応。7月25日の275円をボトムとする出直りトレンドは全く崩れなかった。
当期の受注額は1068億円と前年同期比21%増えた。風水力部門を中心に受注は回復に向かっており、下期の収益改善に期待が回っている。それとともに注目されているのが活発化する北米のシェールガス活用拡大において、同社の米国子会社荏原エリオットの活躍余地が広がってきたこと。北米の安価なシェールガスを活用してエチレンなど化学品を作る動きが米国石化業界などで活発化。ダウケミカルなどが再び、米国内に化学プラントを新設する動きを強めている。
荏原エリオットは米国のエチレンなど化学プラント向けに納入実績が豊富。米国プラント各社との関係も深い。そのため少なくとも2~3年間は米国シェールガス活用でエチレンやプロピレンなどの化学プラント新設に加えて、既存プラントの性能向上などの受注が好調に推移する見通しだ。従って株価も本格立ち直りのパターンに入ったと思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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