【アナリストの眼】4万円視野のイントランス、主力プリンシパルインベスト好調

2012年8月23日 11:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  イントランス <3237> (東マ)は、主に都内23区の商業ビル・オフィスビル・レジデンスなどの中古物件を対象として、不動産再生事業を手掛けている。

  9日、今期(13年3月期)第1四半期(4~6月期)連結業績を発表した。売上高は前年同期比73.6%減の60百万円、営業利益は41百万円の赤字(前年同期は96百万円の黒字)、経常利益は47百万円の赤字(同87百万円の黒字)、純利益は47百万円の赤字(同87百万円の黒字)だった。

  主力のプリンシパルインベストメント事業(不良債権化した不動産物件などをバリューアップして短期間で売却)では、複数物件の売買契約を締結済みだが、第1四半期には引き渡し物件がなかった。ソリューション事業では、管理受託物件数が順調に増加したが、大規模な仲介案件が減少した。

  通期見通しについては前回(5月10日公表)の会社予想を据え置いた。売上高は前期比2.4倍の41億円、営業利益は同30.3%増の4億50百万円、経常利益は同36.5%増の4億円、純利益は同20.6%増の4億円としている。プリンシパルインベストメント事業では、複数物件の売買契約を締結済みで、第2四半期(7~9月期)以降に引き渡し予定としている。またソリューション事業は、管理受託物件数の増加で全社の販管費を賄う体制になったとしている。配当についても未定の予想を据え置いた。

  株価の動きを見ると、2万5000円~3万円近辺で推移していたが、7月26日に動意付き、年初来高値となる3万5400円まで急騰する場面があった。その後一旦は反落したが、足元では3万円台に乗せて強含みの展開となっている。22日の終値3万3450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2775円79銭で算出)は12倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS7372円76銭で算出)は4倍台となる。

  週足チャートで見れば、26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げ、7月26日に年初来高値を更新したことで上昇トレンドを確認した形だろう。足元も強含みの展開で年初来高値に接近している。指標面に割高感はないだけに、上値追いの可能性があるだろう。4万円台乗せも視野に入りそうだ(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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