【話題株】シコーは経営再建期待かマネーゲームか売買高も増加し急反発

2012年8月22日 14:12

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  シコー <6667> (東マ・整理)は22日、270円高の1599円とストップ高寸前まで買われて5営業日ぶりに急反発し、後場は、上げ幅を縮めているが商いは活発で、売買高は、前日比ほぼ倍増と増加している。

  同社株は、今年8月10日に経営破たんした。スマートフォン向けのオートフォーカス用リニアモータが、大手メーカーのスマートフォンのモデルチェンジの影響で生産量を激減、さらに中国での最低賃金の上昇、レアメタル価格高騰も重なって業績が急悪化したためで、85億945万円の負債総額を抱えて東京地方裁判所へ民事再生手続開始を申立て、9月11日付けの上場廃止も決定された。

  このとき同時にミネベア <6479> とのスポンサー契約の締結も発表した。この申立ては、8月17日に東京地裁から再生手続開始の決定を受けた。この間、株価は、11日に2万9890円から5000円安とストップ安したあと、制限値幅が撤廃されて年初来安値1280円までさらに急落、通常の制限値幅が適用された15日には400円高とストップ高したものの、再生手続開始決定からは500円幅の再急落となった。

  今年の上場会社の経営破たんは、今年2月に会社更生法適用申請をしたエルピーダメモリ以来6社にのぼるが、エルピーダメモリは、この経営破綻から上場廃止日の3月28日まで台湾企業と提携思惑などで安値圏で株価が乱高下、今年7月31日に民事再生手続開始申立てをしたクレスト・インベストメンツ <2318> (JQS・整理)も一時、破綻後に急落した上場来安値6円から34円まで大きく動意付いた。シコーも、経営再建期待か、それとも単なるマネーゲームに終わるのか、上場廃止日まで思惑の対立が激化しそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】不動産大手6社を徹底検証!、当面の収益はマンション分譲が寄与(2012/05/26)
【特集】海運関連:海運業界大手3社の動向を探る(2012/05/06)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2012/02/02)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2012/02/02)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事