【アナリストの眼】ピーエイの第2Qは予想上回る好調、全国的に求人広告件数が回復

2012年8月21日 11:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  求人関連の情報誌発行やモバイルサイト運営を手掛けるピーエイ <4766> (東マ)は、14日に今期(12年12月期)第2四半期累計(1~6月=第2Q)の連結業績を発表した。

  売上高は前年同期比24.9%増の6億5百万円で、大幅増収となった。営業利益は73百万円(前年同期は0百万円の赤字)、経常利益は77百万円(同0百万円の赤字)、純利益は89百万円(同5百万円の赤字)となり、いずれも黒字化した。売上高、利益ともに期初時点の会社予想を上回り、6日に上方修正を発表した。全国的な求人広告件数の回復傾向に加えて、復興関連も追い風となって主力の無料求人情報誌「ジョブポスト」やフリーペーパー「仙台ポスト」が好調に推移した。

  第2四半期累計は会社予想を上回ったが、通期については前回(2月17日公表)の会社予想を据え置いた。売上高は前期比18.6%増の12億50百万円、営業利益は同2.1倍の1億60百万円、経常利益は同2.1倍の1億60百万円、純利益は同2.2倍の1億50百万円としている。全国的に有効求人倍率が改善し、求人広告市場が回復傾向を強めていること加えて、地盤とする福島や宮城で復興関連などの出稿増加が追い風となっている模様だ。年間配当についても無配の予想を据え置いた。

  なお第2四半期累計の通期会社予想に対する進捗率は、売上高が48.4%、営業利益が45.6%、経常利益が48.1%、純利益が59.3%であり、概ね順調な水準だろう。

  株価の動きを見ると、6日の第2四半期累計の上方修正を受けて121円まで上昇する場面があったが、その後は概ね100円~110円のレンジで推移している。20日の終値102円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円94銭で算出)は7~8倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS53円62銭で算出)は1.9倍近辺となる。

  週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートする形で下値を切り上げている。幾度となく動意付いて上値を試す場面も見られるだけに、きっかけ次第で人気化する可能性がありそうだ。今期業績の大幅改善見通しに加えて、復興関連のテーマ性も注目されるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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