【アナリストの眼】セキド、通期業績に上ブレ期待、ファッション事業が順調に拡大

2012年8月20日 14:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

【今、この銘柄】

  家電専門店とファッション専門店のセキド <9878> (東2)は、通期業績見通しの上振れの可能性に注目しておきたい。

  今期(13年2月期)業績(非連結)見通しの会社予想は、売上高が前期比13.7%減の159億円、営業利益が0.7億円(前期は3.36億円の赤字)、経常利益が0.5億円(同3.83億円の赤字)、純利益が0.2億円(同6.92億円の赤字)としている。配当については年間1円(期末1円)の予想としている。

  家電部門では、昨年7月の完全地デジ化以降の薄型テレビの低迷が続いているが、太陽光発電システムやLED照明などの販売を強化する。ファッション事業では品揃えを強化するとともに、ストリーム <3071> (東マ)との業務提携で、ECサイト共同運営、商品供給拡大、物流センター統合など協業を推進するとしている。

  なお第1四半期(3~5月期)の業績は、売上高が40.09億円(前年同期比2.2%増)、営業利益が1.39億円の赤字、経常利益が1.44億円の赤字、純利益が1.52億円の赤字だった。しかし、商品構成の性質上12月と1月の売上比重が高いことを考慮すれば、ネガティブ要因とはならないだろう。むしろ第1四半期は地デジ化の影響が残り、さらに不採算店を閉鎖したうえで、売上高が前年同期比増収となり通期見通しに対する進捗率も25.2%と順調な水準である。想定以上の模様であり、通期上振れの可能性もありそうだ。

  株価の動きを見ると、5月16日の68円(年初来安値)、7月23日の72円、8月16日の73円と徐々に下値を切り上げている。17日の終値75円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPSで1円41銭で算出)は53~54倍近辺、今期予想配当利回りは1%台、実績PBR(前期実績のBPS343円31銭で算出)は0.2倍台となる。

  週足チャートで見ても下値固め完了感を強めており、目先的には26週移動平均線の回復がポイントだろう。さらに、通期業績見通しの上振れの可能性もあるだけに、動意づけば100円台回復も可能だろう8本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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