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【銘柄診断】ガンホー・オンライン・エンターテイメントは好業績発表が利食いを誘発
ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> (JQS)は8月7日に20万4000円の年初来高値を示現、年初来のもみ合い放れの相場に発展する気配を見せたが、その後買い物が続かず、再びもみ合い相場にUターンしてきた。
8月9日に発表された今2012年2月期の6月中間決算は売上げが71億3700万円と前年同期比55%の大幅増収となった。2月に発売した家庭用ゲームソフト「ラグナロクオデッセイ」の貢献や2月に配信を開始したアイフォーン向けコンテンツ「パズル&ドラゴンズ」などのヒットなどが売上げ大幅増の要因。つれて営業利益も10億1900万円と前年同期比98%増益を達成した。
米NASDAQ上場の韓国の連結子会社が業績予想を開示しないことなどを理由に、今後の業績見通しを開示していないが、アナリスト筋では今12月期の営業利益について、14億円と前期比19%増益を想定している向きが多い。こうした好決算発表が利食いを急がせる結果となり、株価の低調につながってしまった。
同社はコンプガチャ問題の影響はほとんど無いとしているが、コンプガチャ問題を契機に投資家のゲーム関連株を見る目は厳しくなっている。それらをはね返すような大幅増益を確保できるまでは基本的に整理の動きが続きそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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