関連記事
【銘柄診断】パイオニアはドル、ユーロともに円高修正で減額だが、出尽くし相場入りも
パイオニア <6773> が8月7日に発表した今2013年3月期第1四半期の営業利益は5億9900万円と前年同期比69%の大幅な減益に見舞われた。
つれて、9月中間決算の営業利益を75億円から60億円(前年同期70億200万円)へ、3月期通期も240億円から200億円(前期125億円)へそれぞれ引き下げた。
ユーロ安が進んだことや、光ディスクドライブ関連製品の売上が大きく計画を下回ったことなどが要因として指摘されている。
ただ、為替想定レートを変更している。ドルについては80円から77円へ、ユーロも105円から95円へ、ともに円高方向へ組み替えしているだけに、先行き不透明な中、一種予防的な減額修正の色合いが強いようだ。
コア事業であるカーエレクトロニクスは市販製品で培った競争力をOEM受注拡大につなげる好循環に入っているほか、スマートフォンナビ、HVTスピーカー、有機EL照明など長期的な収益牽引部門持ち、増益路線定着への評価は高い。
8日の相場はひとまず減額に敬意を表したかたちだが、そうした悪材料を踏まえた上で、今後の株価は底入れから出直りの方向へ動き出すことが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】東レの業績停滞は一時的、中期成長をにらみ押し目買い人気が強まる(2012/08/07)
・【話題株】デジタルアドベンチャーは「韓流」好調で完全黒字化(2012/08/07)
・個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/08/03)
・IRソリューション 個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/08/03)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク