【注目の決算発表】日東電は1Q業績が2ケタ減益継続も好需給思惑が根強く5連騰

2012年8月1日 11:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日東電工 <6988> は1日、95円高の3490円まで上げて5営業日続伸している。前日31日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、連続の2ケタ減益となり、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対しても低利益進捗率にとどまったが、日経平均株価の構成銘柄への新規採用思惑が根強く、織り込み済みとして買い増勢となっている。

  1Q業績は、前年同期比1%増収、25%経常減益、17%純益減益と続落し、2Q累計業績対比の利益進捗率も、44%と目安の50%に未達となった。

  スマートフォン、タブレットPC向けのオプトロニクスやインダストリアルテープは順調に拡販、自動車業界向けも増産転換で需要が回復したが、液晶テレビの価格下落が激しく、その影響を受けて2ケタ続落となった。

  2Q累計・3月通期業績は期初予想を変更せず、通期純利益は、500億円(前期比60%増)と増益転換を見込んでいる。

  株価は、円高進行、世界同時株安の波及で2954円と売られ3000円台を割ったが、下げ過ぎとして底上げ、さらに業績動向とは関係なく、今年10月の新日本製鉄 <5401> と住友金属工業 <5405> との経営統合で、住金に代わって日東電工が日経平均株価構成銘柄に新規採用されるとの下馬評が高まり、好需給思惑で一気に年初来高値3600円まで買い進まれた。PERは11倍台と割安だが、高値では強弱感の対立が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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