レクサス、新型LSを世界初公開 日本では今秋10月に発売

2012年7月31日 13:44

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LS460(北米仕様)(画像:トヨタ自動車)

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  • LS460(北米仕様)(画像:トヨタ自動車)

 トヨタ自動車は31日、同社の高級車ブランド「LEXUS」が、米サンフランシスコにおいて現地時間30日、マイナーチェンジした新型のLS460、LS460L、およびLS600hLの北米仕様車を公開したと発表した。なお、新型LSの日本での発売は今年10月を予定している。

 新型LSは、今回のマイナーチェンジで「熟成の極み」と「革新の融合」をキーワードとし、次世代LEXUSの方向性を確立すべく大幅な進化を遂げた。具体的には、モダンさと威厳を兼ね備えたデザインや、エモーショナルな走りをもたらす基本性能のほか、世界最先端の先進安全技術の採用により、LEXUSのフラッグシップにふさわしい正統派プレミアムセダンへと進化している。

 新型LSは、LEXUSフラッグシップにふさわしいデザインとして、フロントフェイスの象徴「スピンドルグリル」を採用し、力強く毅然とした表情に代表されるモダンさと威厳を兼ね備えたエクステリアが特徴。また、水平基調のモダンデザインでエモーショナルかつ品格あるインストルメントパネルに、12.3インチのワイドディスプレイやリモ-トタッチの設定により、進化したドライビング空間を創出している。

 さらに、スポーティな走りを追求したLS460 F SPORTを新設定。ローダウンエアサスペンション、トルセンLSD、アクティブスタビライザーなどエモーショナルな走りをもたらすF SPORT専用装備を搭載した。また、グリル&フロントバンパーや本革スポーツシートなどの専用内外装を採用している。

 加えて、新型LSは世界をリードする数々の先進技術を採用している。ミリ波レーダー、ステレオカメラ、近赤外線投光器により、歩行者にも対応する夜間検知性能と衝突回避を可能とした世界最先端の衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムを搭載。また、カメラにより先行車や対向車を検知し、そのエリアだけ遮光して他のエリアをハイビームで照射することで、前方車両を眩惑することなく自らの前方視界確保を支援するAHS(Adaptive Hi-beam System)、自車と並走する車両をレーダーで検知し、サイドミラーの死角に入るとインジケーターの点滅により注意を喚起し側方確認を支援するBSM(Blind Spot Monitor)を搭載している。

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