【銘柄診断】ルックは全般の物色難打開へ向けてのリード役として期待が高まる

2012年7月26日 16:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ルック <8029> は6月28日の692円高値から調整に入っていたが、7月18日の462円で目先底入れのニュアンスを強めてきた。高値からの下げ率は33%に達し、値幅的には下げ一巡感が台頭してもおかしくない水準である。

  為替、欧州危機に振り回され、市場は波乱の様相を強めており、物色手詰まり感が強まる中、物色打開の糸口を外部環境に振り回されない仕手系株に求める機運が強まっている。高値からの整理期間が短く相場としての鮮度が残っており、かつ商いもこなせる銘柄ということで、市場筋では同社が仕手株の当面の中核銘柄として認識する声が強まっている。

  信用売り残は6月22日申し込み現在の973万株が直近7月20日現在では943万株と、高水準を保ち売り方は買い戻しを行わないまま推移してきている。一方、信用買い残は同じ期間1206万株から902万株へ大きく減少、整理が進んでいる。

  売り長に転じる中、日証金では連日逆日歩が発生している。日々の日証金の推移を見ていると、新規売りはなお増加傾向にある。売り方の踏み上げを催促する仕手相場へ人気が強まりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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