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【銘柄診断】アタカ大機は逆日歩継続で仕手相場を引き継ぐ、業績好調で実態見直しも
アタカ大機 <1978> は7月6日の高値510円からの調整局面を迎えているが、全般の波乱色が強まる中、外部環境に影響されず、需給がすべての仕手株に市場の目先人気が回る可能性が出てきた。同社もその有力候補になり得る。
需給動向は信用売り残が7月6日申し込み現在の356万株から直近7月20日申し込み現在の199万株へ減少、カラ売りの買い戻しが進んでいることを示している。一方信用買い残も同じ期間276万株から195万株へ減少、利食いが進んだ状況だ。その結果、売り長の状態が引き継がれ、日証金では連日逆日歩が発生している。
7月4日に放射性セシウムを含む灰を処理する技術を開発したと報じられたことをきっかけに急騰してきた。ごみを燃やした後に残った焼却灰を溶融して出る廃棄物から放射性セシウムを効率的に分離し、処理後の灰は無害で通常通り埋め立てが可能とされ、復興にからむごみ処理の進展が期待されているもの。
廃棄物・リサイクル事業などの環境装置、及び海水電解装置などの産業装置の好調で今2013年3月期も営業利益10億3000万円と18%の増益が見込まれている。2014年3月期には営業利益13億3000万円を目指す中期計画を推進中だ。PBRは0.7倍と割安。仮に、仕手株人気が一巡した後でもそれなりの株価水準をキープできる実態だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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