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【銘柄診断】NTNは11年ぶりの100円台、PER0.5倍と株価は格別に安い水準
記事提供元:日本インタビュ新聞社
NTN <6472> は底値探りの低調展開を余儀なくされている。7月25日には186円の安値を示現したが、同社の株価100円台は2001年12月以来のことになる。
吹き荒れる円高旋風が強烈なアゲインストの風となっているが、PERは9.1倍に過ぎないし、PBRは0.5倍と超割安。配当利回りに至っては5.3%という高さ。相場の下げの勢いに乗じて、日証金では着実に新規売りが積み上がっており、いつ一気の反転に向かってもおかしくない状況だ。
同社の場合、欧州販売比率が高く、欧州債務問題による景気減速の影響が懸念されているようだ。仏自動車大手のプジョーシトロエングループ(PSA)が販売不振を背景に国内の工場閉鎖や大量の人員削減を軸とする経営合理化策を発表、業績不安をあおっている形になっている。
自動車市場向けの増収や中国など成長市場における事業の拡大などにより今2013年3月期は今のところ営業利益270億円、前期比30%の増益が見込まれている。7月31日の決算発表が大いに注目されるところ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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