【注目の決算発表】日本電産は1Q業績増益転換で下げ過ぎ訂正買いが先行し急反発

2012年7月25日 10:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日本電産 <6594> (大1)は25日、220円高の6250円と4営業日ぶりに急反発し、6月29日につけた年初来安値5910円から底上げしている。前日24日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、増益転換して着地し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して順調な利益進捗率を示しており、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

  1Q業績は、前年同期比1%増収、2%継続事業税引前純益増益、10%純益増益と持ち直し、2Q対比の利益進捗率も46~51%と目安の50%をほぼクリアした。今年4月に米プレス機器メーカー・ミンスター社、5月にイタリアの産業用モータメーカー・アンサルド社の買収を完了し連結対象会社としたことなどで売り上げが続伸し、利益も、精密小型モータ、一般モータの収益性が向上し、約45億円に達した為替差損を吸収して増益転換した。

  2Q累計・3月通期業績は、2Q以降の想定平均為替レートを期初の1ドル=80円から78円、1ユーロ=105円から95円に円高方向で見直したが、期初予想は変更せず、通期純利益は、570億円(前期比39%増)と増益転換、2期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、今期純利益の増益転換・過去最高更新予想も市場コンセンサスを下回るとして6060円まで急落、取得上限を500万株(発行済み株式総数の3.48%)、取得総額を250億円に引き上げた自己株式取得の変更で6760円までリバウンドしたが、マイクロソフト、グーグルが相次いでタブレット型端末を発表、HDD需要の減少懸念を強めて年初来安値まで突っ込んだ。PERは14倍台と下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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