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【外国為替市場展望:ドル・円相場】米追加緩和期待でドル売り優勢だが重要イベントに向けて一旦は様子見ムード
【外国為替市場フューチャー:7月23日~27日のドル・円相場見通し】
■1ドル=78円台~80台を想定
来週(7月23日~27日)のドル・円相場については、概ね1ドル=78円台~80円台のレンジを想定する。
基本的には、米追加緩和期待のドル売り優勢の流れだが、主要国・地域の金融政策に対する思惑が交錯する状況に大きな変化はなく、7月31日~8月1日の米FOMC(連邦公開市場委員会)から始まる一連の重要イベントに向けて、一旦は様子見ムードを強める可能性があるだろう。
ただし、世界的な景気減速に対する警戒感に加えて、スペイン問題に対する警戒感再燃などで、リスク回避の動きが強まる可能性には注意が必要だろう。
前週(7月16日~20日)のドル・円相場については、概ね1ドル=78円40銭台~79円20銭台の小幅なレンジで推移した。週末20日の海外市場で終盤は1ドル=78円50銭近辺だった。
前週は重要イベントの谷間となり、1週間を通してやや手掛かり材料難となった。17日と18日のバーナンキ米FRB議長の議会証言を注目する見方もあったが、量的緩和策第3弾(QE3)に関しての具体的な発言はなく、反応は限定的だった。ただし米主要経済指標に低調な内容も見られたため、米追加緩和期待が優勢で、前週に比べてドル安・円高方向に傾いた。
ドル・円相場に関しては、大勢として米追加緩和期待のドル売り、ギリシャ問題やスペイン問題に対する警戒感でのユーロ売り、リスク回避での円買い、そしてドル買い・円売り市場介入への警戒感が交錯する状況に大きな変化は見られない。引き続き主要国・地域の金融政策に対する思惑が焦点だろう。
来週の注目スケジュールとしては、23日の米6月シカゴ連銀全米活動指数、24日の中国7月製造業PMI速報値(HSBC)、ユーロ圏7月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、米5月住宅価格指数、米7月製造業PMI速報値、25日の日本6月貿易統計、ニュージーランド中銀政策金利発表、タイ中銀金融政策決定会合、英4~6月期GDP速報値、独7月IFO業況指数、米6月新築住宅販売、26日のフィリピン中銀金融政策決定会合、独8月消費者信頼感指数、EU財務相理事会(予算会合)、米6月耐久財受注、米6月住宅販売保留指数、米新規失業保険申請件数、27日の独7月消費者物価指数速報値、米4~6月期GDP速報値、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値などがあるだろう。
その後の注目イベントとしては、30日のスペイン4~6月期GDP速報値、ユーロ圏7月景況感・業況感指数、31日のインド金融政策決定会合、ユーロ圏7月消費者物価指数速報値、米6月個人所得・消費支出、米7月シカゴ地区購買部協会景気指数、米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、7月31日~8月1日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、8月1日の中国7月製造業PMI(物流購買連合会)、米7月ADP雇用報告、米7月ISM製造業景気指数、1日~2日の英中銀金融政策委員会、2日のECB理事会(金利発表)、3日の米7月雇用統計、米7月ISM非製造業景気指数、7日の豪中銀理事会、8日~9日の日銀金融政策決定会合、9日の中国7月主要経済統計(CPI・PPI・鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資)、10日の中国7月貿易統計などが予定されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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