【銘柄診断】オリエントコーポレーションは厳しい経営環境から脱却、回復路線目指す

2012年7月22日 08:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  オリエントコーポレーション <8585> がしっかりした戻りを見せている。4月2日に113円の年初来高値を示現しているが、これは業績好転期待を先取りしたもの。予想どおり前2012年3月期こそ20%の営業減益に見舞われたが、今2013年3月期は営業利益215億円と、前期比6.4倍増益が見込まれている。

  総量規制の影響でカードキャッシングなどが落ち込むものの、カードショッピングやオートローン、ショッピングクレジットが伸長。債権良質化の進展で貸倒引当金繰入額が減少するほか、利息返還損失引当金繰入額も減少することなどが好業績の背景。

  業績の様変わりの回復振りが改めて見直し人気を集めているが、決算発表と同時に明らかになった新中期経営計画も株価の評価を前進させる材料になっている。

  改正貸金業法の影響による融資残高の減少幅は圧縮の方向にあり、過払金問題についても徐々に収束の方向に向かうものと予想、長らく続いた厳しい経営環境から脱却する時期を迎えたとの認識で、最終年度の2015年3月期には営業利益320億円の確保を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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