【銘柄診断】五洋建設は労務費が流動的として今3月期も減益予想だが、見通しは保守的

2012年7月15日 13:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  五洋建設 <1893> は7月2日の戻り高値224円からの調整一巡感から、再び戻り波動を指向し始めている。今年の高値は2月7日の285円。そこから3月一杯までは高値圏で強調展開を続けていた。しかし、4月に入り一旦下げに転じると売り物が先行する流れに変わり、6月4日の163円まで予想外の大きな下げに見舞われた。業績足踏みがその要因。

  前2012年3月期は営業利益89億8200万円と前々期比8%減益とサプライズのある低調な決算だった。しかも今2013年3月期も営業利益85億円、前期比5%減の連続減益の見通しが明らかになり、業績停滞が失望売りを誘ったかたち。

  今3月期は復興対策では、国際戦略港湾、遠隔離島、臨港道路、廃棄物海面処分場等に重点的な予算配分が見込まれ、シンガポール、香港等の東南アジアにおいては、港湾整備事業、埋立浚渫事業、高速鉄道事業など、市場は引き続き堅調に推移する見通し。

  今3月期も売上げは5%増収の見込みで、震災の影響等により労務費の動向が不透明なほか、案件の収益性を保守的に織り込んだことなどが減益見通しの背景。従ってアナリスト筋からは業績増額を想定する声が強くなっている。信用買い残も4月20日申し込み現在の2284万株から直近7月6日申し込み現在では1942万株へ減少、それなりに整理が進展している状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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