【銘柄診断】コスモスイニシアは大幅増益を見込む、PER1倍台は再考の余地がある水準

2012年7月15日 13:03

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  コスモスイニシア <8844> (JQS)は好業績評価の買いが根強い。4月23日の高値811円から6月4日の412円まで株価はほぼ半値まで売り込まれ、そこからリバウンドの動きを強めてきているところ。

  今2013年3月期は2010年2月から事業用地取得を再開した分が新築マンション及び戸建住宅がとして収益計上となり、引渡戸数も大幅に増加するなど好環境が想定されている。

  ただ、新築マンション販売のうち期末近くに竣工・引渡しが計画されている一部物件については、復興需要とのからみで建築労務事情が逼迫、工期への影響が懸念される状況にあるため、引渡しが当初予定から遅延する可能性もでてきている。

  そのため、今2013年3月期の業績について、引渡が遅延した場合の下限を営業利益37億円、予定通りに引渡しが進展した場合は47億円(前3月18億5200万円)と幅を持った見通しを明らかにしている。どちらにしても大幅増益路線にあることは間違いない。

  比較的評価水準が低い不動産株とはいえPERの1.6倍~2.0倍は、余りにも割安である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】観光旅行・レジャー:自粛ムード一巡し需要回復傾向強める(2012/07/01)
【特集】建設機械関連株展望:北米と国内好調、国内リースも繁忙(2012/06/10)
急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/06/25)
会員急増!株式評論家:浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)推奨銘柄を公開(2012/06/25)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事