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【銘柄診断】ムトー精工はPER、PBR、利回りなど投資指標の割安さが顕著
ムトー精工 <7927> (JQS)はここへきて出遅れ買いを集めて人気化、7月2日には560円の高値まで買い進まれた。
ただ、3月19日の高値565円にほんの少し及ばなかったため、戻り待ちだった売り物が次第に下方に移り、ここやや調整色が強い展開を強いられている。
しかし、PERが5.5倍、PBRに至っては0.4倍と割安感が顕著、かつ配当利回りも3.9%に達しており、なお調整気分が引き継がれるにしても、株価の押しはごく小さいものにとどまりそう。
前2012年3月期は営業利益3億7000万円と前期比42%の大幅減益に見舞われた。しかし、今2013年3月期は営業利益9億円と前期比2.4倍の大幅増益が想定されている。主力商品のプラスチック部品が前3月期はAV向けの低調が足を引っ張ったが、今3月期は自動車の生産回復を受けカーナビ向けの伸びが見込まれるほか、家電向けもデジカメ向けは好調を維持する見通しだ。
従来のデジタル家電・自動車関連機器主体から、ゲーム機器・情報通信・精密機器などの分野へ幅を広げることで、事業の拡大成長を目指す方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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