【銘柄診断】不動テトラは震災復興需要への取組みを強化し、中期成長路線へ

　　不動テトラ <1813> は６月４日の底値９３円から出直りに転じていたが、ここへきて戻りにスピード感が出てきている。

　　前２０１２年３月期は営業利益９億９７００万円と前々期比１２倍のＶ字型回復を達成。今２０１３年３月期も営業利益１２億円と、前期比２０％増益が見込まれている。

　　欧米や中国など世界景気の減速懸念が強まる中で、その影響を受けにくい内需系の中核銘柄群のひとつとして、しっかりした好業績が改めて見直されている。

　　先高期待の強さから信用買い残は３月２３日申し込み現在で１９１６万株まで膨らんだが、直近６月１５日現在で１５６１万株まで減少しており、それなりに整理一巡感が漂う水準。

　　震災復興事業への取組みを強化、全国的に拡大が見込まれる防災事業について地盤改良やブロック関連の技術力を駆使した事業展開を図ることなどにより中期的な成長路線が見込まれるところ。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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