【銘柄診断】銚子丸は足元の回復が顕著、客数回復で今5月期は出店増の見込み

2012年6月21日 15:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  銚子丸 <3075> (JQS)は5月に入りいきなり下離れの動きとなり、その後は下げた水準での小幅もみ合い場面。急落については取り立てて材料は観測されていないだけに、たまたま機関投資家のまとまった売りが出たものと推定されている。

  前2012年5月期の第3四半期累計決算では営業利益が6億6400万円と前年同期比25%減少に見舞われた。低価格競争が激化したほか、原材料価格や人件費の上昇などが響いたもの。今5月期通期の営業利益は6億2400万円、前期比42%の大幅減益が見込まれている。

  ただ、第4四半期が営業赤字に転落するという前提にはちょっと無理がありそう。というのも4半期ベースの営業利益の推移を見ると、第1四半期1億3600万円、第2四半期1億2200万円に対し、第3四半期は4億600万円と急激に上昇している。

  そうした客数回復を受け今2013年5月期は出店増に踏み切る模様で、そうした明るい状況が見直されていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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