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佐川急便、24時間電話受付による集荷を開始 宅配便業界初
SGホールディングスグループの佐川急便は20日、宅配便サービスを活用したエリアビジネスの一環として、業界初となる24時間電話集荷を開始すると発表した。まずは、6月21日より東京都中央区と千代田区の2区でスタートする。
現在佐川急便では、東京都中央区・千代田区の電話での集荷受付は午後7時まで行っているが、各企業や個人事業主から午後7時以降、深夜帯における集荷の要望を受けているという。そこで佐川急便では、これらのニーズに応えるため、まずは中央区と千代田区で電話による集荷を24時間行う。これにより、午前3時までに集荷連絡を受けた場合、飛脚航空便で全国主要都市にはその日のうちに配達することが可能となるという。
具体例として、午前3時までに連絡を受けた場合、飛脚航空便で札幌市内、福岡市内などの全国主要都市に当日中に配達する。また関東1都7県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨)は飛脚宅配便で当日午前中の配達も可能となる。また、午前8時までに連絡を受けた場合、飛脚宅配便で関東1都7県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨)は当日中に配達する。なお、夜間は連絡を受けてから1時間以内に集荷に伺うという。
佐川急便は、今回の取り組みを実施することで深夜帯の集荷という新たな市場の開拓、そして更なる顧客ニーズの掘り起こしを行い、24時間集荷受付エリアの拡充など今後の展開を検討するという。
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