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【銘柄診断】エスペックは上がってもなお投資指標は割安、新展開入りの期待も
記事提供元:日本インタビュ新聞社
エスペック <6859> が盛り返し6月13日には778円と、4月高値に後一歩の水準にまで迫ってきた。前2012年3月期は営業利益18億2800万円と前々期比、31%の増益を達成。今2013年3月期も営業利益25億円と前期比36%の大幅増益が見込まれ、好業績を素直に評価する動きとなっている。
同社は半導体や自動車、通信機器などの温度や湿度、その他環境による影響を調べる環境試験器の大手メーカー。スマートフォン関連や二次電池関連企業の積極的な設備投資が継続。電子部品・電子機器メーカーや自動車関連メーカーを中心に開発投資も堅調に推移したことが好業績の背景。また、環境試験市場が拡大している中国などのアジア新興国向けも順調に伸びている。
PER9倍、PBR0.6倍と上がってもなお投資指標は割安な水準。需要先の今後の見通しも明るく、2011年3月から始まった増益トレンドは、来2014年3月期以降も引き継がれる見通しにあり、割安感はさらに強まることになる。新展開入りが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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