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【銘柄診断】一正蒲鉾は減益予想というくび木から開放、内食需要取り込み進む
記事提供元:日本インタビュ新聞社
一正蒲鉾 <2904> (JQS)がじり高を払って上昇力を強めてきた。
今2012年6月期の第3四半期累計決算は営業利益が21億8900万円と、前年同期比33%増益を達成した。東日本大震災以降、内食指向が強まる状況にある。
そうした中で、秋冬期間の主力商品「おでんセット」の商品力向上を図ったほか、おかず、おつまみ、お弁当など内食需要の高まりに合わせた新商品・リニューアル商品を投入、新レシピ提案などで売上げを伸ばしている。
今6月期通期の見通しである営業利益12億7000万円、前期比17%減の数字は据え置かれている。ただ、第3四半期までで21億8900万円を計上しているだけに、第4四半期は9億1900万円の損失ということになる。
第4四半期は前年同期も営業利益は9500万円の損失を計上しているが、足元の好調を踏まえると、今後増額修正の確度はかなり高い。減益見通しというくびきから解き放たれた時、株価も修正高の動きを鮮明にしそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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