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【株価診断】安値圏の雪国まいたけ、好利回りでも「業績不信症状」一掃待ち
雪国まいたけ <1378> (東2)の株価は、2月の年初来高値383円から6月04日の安値260円まで32.1%下げ、現在も安値圏の位置にある。とくに、週足チャートでみると2011年1月の586円からほぼ一本調子に下げ、2011年からの下落率は実に55.6%にも達している。同じ2011年からのTOPIX(東証株価指数)の下落率29.0%や同業のホクトの20.0%下げに比べて著しく大きい。
これは、昨年5月9日時点で予想していた2012年3月期の営業利益30億円、純益15億5000万円を達成することができず、営業赤字24億700万円、最終損益でも21億7100万円の赤字となったことが響いた。ホクト<1379>(東1)も減益とはなったものの、ほぼ期初予想に近い数字だったことと比べ対照的だった。
このため、現物株と信用買いが上値に大きく取り残された形となって5~6月の全般下げで一気に処分売りとなった。
ただ、今期(2013年3月期)の業績は回復する見通し。売上24.8%増の325億円、営業利益21億円、純益8億5000万円と黒字転換する。1株利益23.5円、配当は年10円の予定。しかし、株価は依然、安値圏にある。このため症状風に言うと「業績への不信症状」とみることができるだろう。
18日(月)の271円で計算した利回りは3.69%と好水準。PERでも11.5倍と割安といえる。ただ、「信頼感を取り戻すにはホクトのように月次売上を公表することがあってもよいだろう」(中堅証券)という。ただ、配当利回り、PERは割安ながら前期末の1株純資産は115.1円へ悪化している。底値圏とはみられるものの、しばらくは下値モミ合いが予想されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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