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【株価診断】三菱商事高値から約3割下げ、好業績だが「資源人気欠乏症」
三菱商事 <8058> は、3月27日の年初来高値2044円から前週末6月15日には1506円と26.3%下げた位置にある。一時は、日経平均が年初来安値をつけた去る6月4日には同社株も1500円を割って1474円まで下げた。
この間のTOPIX(東証株価指数)の下落率が20.6%だったことと比べると同社株の下げは大きい。今期(2013年3月期)が、前期比4.3%増収、営業利益25.4%増益、1株利益303.7円の見通しで、配当は5円増配の年70円を予定しているにもかかわらずである。
これは、同社株が「資源関連の人気」を持っていることがある。欧州信用不安の影響で中国など新興国の経済が停滞、原油など資源価格が下げている。こうしたことから、同社株の現在の下げを病状風に言えば、「資源人気欠乏症」ということになりそうだ。
一方、1500円水準には割安感が台頭している。15日(金)の株価1506円は利回り4.64%、PER4.9倍と指標割安。しかも、相場の教えで言う『3割高下に迎え』の30%下げ水準に近づいている。
このため、信用取引を利用した玄人筋が活発な買いを入れ、「信用買残」は超高水準に膨らんでいる。週足チャートのテクニカル面でも26週線に対するマイナス乖離率が10%を超え株価が下値水準であることを示している。ただ、欧州信用不安の展開次第では影響を受けやすい「資源関連」ということから再度、下値を試す可能性も残っている。
一方、仮に、欧州信用不安が落ち着いて相場が戻りに転じれば、その場合の同社株の上値は、先ず、26週線の1740円前後とみられる。信用買残が多いだけに簡単には26週線を抜くことにはならないだろう。中期的には「資源人気欠乏症」の行方にかかっているものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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