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【銘柄診断】伊藤忠商事は脱エネルギーの体質作りが進む、今期も業績上乗せが有力
記事提供元:日本インタビュ新聞社
伊藤忠商事 <8001> は調整場面を継続中。ただ、3月27日から3段下げ波動を描き、現在は3段下げ後の値固めに入っているので、ここで多少の日柄をかけた後、戻り相場に転じるパターンが予想される。
鉄鋼原料(鉄鉱石、原料炭)の価格下落の影響などから、今2013年3月期については純利益2800億円と前期比6%減益が見込まれている。ここらあたりが多少株価の人気を冷やしている面もあるようだ。
しかし、前3月期に南米コロンビアの炭鉱権益の取得、米国の石油開発会社サムソン社の株式取得など行ったが、多くは既存の権益および企業への投資であり、早期の収益寄与が見込まれる。そのため今3月期の見通しについては、今回は最低ラインの提示で、ここからかなりの増額が行われていくとの見方が強い。
ここへきての原油価格の低下など株価は相変わらずエネルギー関連の動向に影響されているが、非資源分野の収益アップは目覚しいものがあり、脱エネルギーの体質作りは着実に進展している。
全般相場が不安定な中で利回り4.9%に着目した個人投資家の参入が目立ってきてもいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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