【株式市場】円安と中国株高を好感し全般底堅くパナソニックも堅調

2012年5月29日 15:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は67%が高い

  29日後場の東京株式市場は、全般上値を追い堅調。円安基調煮加えて中国株が堅調なため、中国景気敏感の機械、海運、鉄鋼株などが堅調になり、ファナック <6954> や商船三井 <9104> がジリ高。つれて、みずほフィナンシャルグループ <8411> などの大手銀行株も上値を追った。自動車株も堅調。大規模な人員削減の観測が伝えられたパナソニック <6752> も高い。東証1部の値上がり銘柄数は1130銘柄(約67%)だった。

  日経平均は続伸。後場は13時前から堅調転換し、ジリ高基調のまま8657円08銭(63円93銭高)まで上げ、終値もこの値で高値引け。終値での8600円台は5月22日以来。

  東証1部の出来高概算は、17億6504万株、売買代金は3日続けて1兆円に届かず9378億円。1部上場1677銘柄のうち、値上がり銘柄数は1130(前引けは694)銘柄、値下がり銘柄数は423(前引けは750)銘柄。

  また、東証33業種別指数は28業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、非鉄金属、鉄鋼、機械、鉱業、証券・商品先物、卸売り、不動産、その他金融、ガラス・土石、倉庫・運輸、など。

  一方、値下がり率上位の業種は、電力・ガス、医薬品、食料品、サービス、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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